kintone(キントーン)の9月のアップデートで、メール送信設定や、アプリ管理画面の改善が実施されましたのでご紹介したいと思います。
メール送信設定が改善されました
今までkintoneでは、通知のメール送信設定の初期値は、送信しない設定になっていました。そのため、kintoneを使い始めたばかりの時は設定が必要だということに気づかず、通知メールが届かない!という壁にぶつかってしまう方もいらっしゃったかと思います。
今回のアップデートにより、通知のメール送信設定の初期値が「通知のメール送信機能を利用する」にチェックが付いた状態になりましたので、通知メールの設定が楽になりました。
※9月版のアップデート以降、新規に試用を開始した環境が対象となります。
また、この改善に伴い、REST APIからの通知メールの設定項目が追加されました。
この追加によって、REST APIを使ったデータ連携やカスタマイズを行った際の通知メール送信の有無を制御できるようになります。
「大量なデータを1件ずつ登録したいが、通知メールは送らない」といったことも実現可能になりました。
ちなみに9月以降に新規でkintoneを申し込んだ場合は、REST API経由での通知メールは初期値がOFFになっていますので、ご注意ください。
▼kintoneの通知機能については過去のブログでも紹介しています。
メールでkintoneの通知を受信できない場合のチェックポイント
アプリ管理画面が改善されました
今回のアップデートにより、アプリ管理画面でアプリを削除しようとすると、削除することによる影響についてのメッセージが出るようになりました。これにより、誤ってアプリを削除しづらくなりました。
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