「ドロップダウン絞り込みプラグイン」のご紹介

弊社では、インストールするだけでkintone(キントーン)を機能拡張させることができる追加プログラム「kintoneプラグイン」を提供しています。
ジョイゾーのプラグインをぜひ知っていただきたく、これから少しずつ各プラグインの活用例をこのブログでご紹介したいと思います!

第1回目は、プラグインの中でも人気の高い、「ドロップダウン絞り込みプラグイン」をご紹介いたします!

ドロップダウン絞り込みプラグインとは

ドロップダウン絞り込みプラグインは、kintoneアプリで複数のドロップダウンの選択肢を分類分けして絞り込みながら値の選択をすることができるプラグインです。

kintoneの標準機能では大分類、中分類とドロップダウンを作成してもドロップダウン間の関連性をもたせることができないため、「大分類を選択した際にそれに関連した中分類を表示させる」といった操作を実現することができません。
本プラグインを利用することにより、分類で絞り込まれた選択肢だけをドロップダウンに表示することができるようになります。

活用例①所属部署を絞り込む

[休暇申請]アプリで自分の所属部署を選択する際、選んだ部の配下に位置する課の選択肢のみが表示されるようにしたいと思います。

▼詳しい設定方法については以下ページをご覧ください
ドロップダウン絞り込み 設定手順

今回は、以下のような組織構成で設定してみようと思います。(大分類=部、中分類=課、小分類=室)
例えば、大分類で営業部を選択した場合、中分類では「営業第一課」「営業第二課」「営業第三課」のみが選択肢として表示されるようになります。

1.[所属部署マスタ]アプリを作成し、絞り込み用のデータを登録します

ドロップダウン絞り込みプラグインを設定するアプリとは別に、マスタアプリを作成します。
マスタアプリは、「文字列(1行)」フィールドを3つ設定するだけでOKです。

作成したマスタアプリに、ドロップダウンとして利用するすべての絞り込みパターンをレコード登録します。

2.[休暇申請]アプリにドロップダウンフィールドとスペースを設定します。

プラグインを設定する[休暇申請]アプリのフォームの編集をします。
ドロップダウンを配置したい場所に、「文字列(1行)」フィールドを3つ、「スペース」フィールドを3つ設定します。

3.プラグインの設定を行います。

ドロップダウン絞り込みプラグインを[休暇申請]アプリに追加し、プラグインの設定を行います。
マスタアプリのアプリIDや、ドロップダウンで使用するフィールドを指定します。

4.実際に試してみる

[休暇申請]アプリでレコードを新規作成し、ドロップダウンの動きを確認してみます。
大分類で「営業部」を選択します。

中分類に営業部の中の課のみが表示されました!
「営業部第二課」を選択します。

小分類に「営業部第二課」の営業所のみが表示されました!
選択肢が少ない分、スムーズに選択しやすくなりました。

活用例②商品分類を絞り込む

電話での商品問い合わせ内容を[問い合わせ管理]アプリに入力する場合、選んだ商品カテゴリに該当する商品だけがドロップダウンの選択肢として表示されれば入力しやすくなって便利なので、設定してみようと思います。

今回は、以下のような分類で設定してみようと思います。(大分類=問い合わせ種別、中分類=商品カテゴリ、小分類=商品)
例えば、大分類で「商品について」を選択した場合、中分類に商品カテゴリが表示され、小分類には、選択した商品カテゴリに該当する商品だけが表示されるようになります。

1.[分類マスタ]アプリを作成し、絞り込み用のデータを登録します

活用例①と同様に、まずマスタアプリを作成し、ドロップダウンとして利用するすべての絞り込みパターンをレコード登録します。

2.[問い合わせ管理]アプリにドロップダウンフィールドとスペースを設定します。

3.プラグインの設定を行います。

4.実際に試してみる

[問い合わせ管理]アプリでレコードを新規作成し、ドロップダウンの動きを確認してみます。
大分類で「商品について」を選択します。

中分類に商品カテゴリの選択肢が表示されました!
「アパレル」を選択します。

小分類に商品カテゴリ「アパレル」に該当する商品だけが表示されました!
これなら、電話を受けながらのデータ入力も楽になりそうです。

いかがでしたでしょうか?
分類で絞り込まれた選択肢だけをドロップダウンに表示することで、時間短縮や入力ミスの防止につながります。

なお、現「ドロップダウン絞り込みプラグイン」においては、テーブル内フィールドへの設定や、2つ以上のドロップダウンの設定には対応しておりません。そのため、どこにドロップダウンを設定すれば業務改善につながるのか考えながら利用する必要があるかもしれません。

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。プラグインの設定も要件によってはプラン内で行えますので、お気軽にご相談ください。

「ドロップダウン絞り込みプラグイン」は、30日間無料にてお試しいただけます。ぜひ一度お試しください。

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ドロップダウン絞り込みプラグインページ

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