顧客情報や売上管理など、Excelで管理していたデータを元にkintoneアプリを作成する場面は多いと思います。
kintone(キントーン)の5月のアップデートで、Excelからアプリ作成時の動作が改善され、より使いやすくなりましたのでご紹介したいと思います。
読み込む範囲の1行目に空白セルや結合セルがあっても作成可能に
今までは、Excelからアプリを作成する際、読み込む範囲の1行目に空白セルや結合されたセルがある場合、[データ範囲の指定]画面でエラーが表示され、次のステップに進めない仕様となっていました。
今回のアップデートにより、1行目に空白セルや結合セルがある場合、フィールド名が自動補完され、アプリを作成できるようになりました。
自動補完されたフィールド名は、アプリのフォーム設定画面で後から変更することもでき、読み込み元のExcelデータをわざわざいじらなくて済むので便利です。
【空白セルの場合】
【結合セルの場合】
今回ご紹介したアップデート内容は、Excelのみに対応しています。CSVファイルから作成する際に上記のようなデータ不備があるとエラーになってしまいますのでご注意ください。
Excel/CSVファイルからアプリ作成時のエラーの対処方法についてはこちらをご覧ください。
Excel/CSVファイルからアプリの作成に失敗した場合(cybozu.comヘルプページ)
弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintoneの導入やアプリ開発でお困りな方は、お気軽にご相談ください。