2017年4月14日に名古屋で開催されたkintone hiveのhackで知っておくと便利なkintoneの基本機能というテーマで話をしたところ、好評をいただいたので、このブログでも紹介をしたいと思います。
まず紹介するのがkintoneのテーブルの行数をカウントする方法です。
一つのフォームに可変で追加/削除ができるテーブルを使うケースというのは多いと思います。
例えば、以下のようなセミナー管理アプリを作成して、参加者をテーブルに登録して管理するという使い方です。
参加者を管理しているのですから参加人数をカウントしたいというのは当たり前のニーズだと思います。
ただ、kintoneにはテーブル行をカウントする機能というのがついていないので一工夫必要です。
自動計算を使ってテーブル行をカウントする
では、どうするか。
自動計算フィールドを使って行数をカウントさせます!
まず、テーブルに数値フィールドを一つ追加します。
そして、数値フィールドの設定でフィールド名を「参加」とし、初期値に「1」を入れます。
ここがポイントです!
次に計算フィールドを適当な場所に配置します。
計算フィールドの設定で、フィールド名を「参加人数」とし、計算式に先程テーブルに追加した数値フィールド(参加)をSUM関数で合計するようにします。
書き方は SUM(数値) です。
そうするとテーブル行を追加すると必ず「参加」フィールドには「1」が入るので、それを自動計算フィールドで合計してあげれば行数がカウントできるということになります。
このテクニックはけっこう便利だと思いますので是非活用してみてください。
関連記事