kintone(キントーン)の4月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。
今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。
・テーブルがドラッグアンドドロップで作成可能に
・関連レコード一覧の「一度に表示する最大レコード数」が最大50件まで選択可能に
・アプリの動作テスト内のレコード一覧画面からも列幅設定機能が利用可能に
・お知らせ掲示板などの入力欄のサイズを拡大
テーブルがドラッグアンドドロップで作成可能に
今までのテーブル作成方法は、最初にテーブルに含めるフィールドを横一行に並べ、「この行をテーブルにする」をクリックするという手順のみでした。
今回のアップデートによりテーブルフィールドが追加され、ドラッグアンドドロップでフィールドをテーブル化できるようになりました。
まず最初にテーブルフィールドをフォームに配置します。
テーブルフィールドの上に、必要なフィールドをドラッグアンドドロップで追加していきます。
テーブルが完成しました。
※フィールドを配置してからテーブルに変換する作成方法も、引き続き利用可能です。
関連レコード一覧の「一度に表示する最大レコード数」が最大50件まで選択可能に
今までは、関連レコード一覧の「一度に表示する最大レコード数」で選択できる件数は最大30件でしたが、今回のアップデートにより最大50件まで選択できるようになりました。
これにより、当月分(最大31日)の情報を関連レコード一覧で表示させる、といった使い方もできるようになります。
例えば、安否確認アプリで過去の安否報告履歴を関連レコード一覧で表示させているとします。
関連レコード一覧の設定内「さらに絞り込む条件」で、日時が今月に等しいという条件を設定します。
1か月分(31日分)の情報が一覧表示されました。
アプリの動作テスト環境でも一覧画面からフィールドの列幅を設定可能に
3月のkintoneアップデートで、レコード一覧の各フィールドの列幅を設定できる機能が追加されました。
▼詳しくはこちらのブログをご覧ください。
kintoneの関連レコード一覧でルックアップフィールドが設定可能に【2020年3月アップデート機能】
今回のアップデートにより、アプリの動作テスト環境でもレコード一覧から各フィールドの列幅を設定できるようになりました。
例えば、新しい一覧をテスト環境で作成し、列幅を調整してから本番アプリに反映させることができます。
お知らせ掲示板などの入力欄のサイズを拡大
今回のアップデートにより、以下の入力欄が広くなり、入力しやすくなりました。
・お知らせ掲示板
・ラベルフィールド
・文字列(複数行)フィールドの初期値
・リッチエディターの初期値
・アプリの説明
おわりに
4月のアップデートでは、テーブル作成や関連レコード一覧の改善などが実施されました。
業務に合ったアプリ構築がより簡単にできるよう、今後も使いやすい機能が追加されることを楽しみにしています!
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