ここ最近でデザインが大きくリニューアルされ、とても便利になったkintone(キントーン)のモバイル版ですが、6月のアップデートでさらにパワーアップし、アプリアクション機能に対応しました!
実際に試してみましたのでご紹介したいと思います。
モバイル版がアプリアクション機能に対応
アプリアクション機能とは、レコードのデータをコピーして、指定したアプリにレコードを登録することができる機能です。
▼過去のブログ
・アクション機能とはどんな機能か
・強化されたアクション機能を使ってみよう!
・【18年1月度版】アクション機能でドロップダウンフィールドが指定できるようになりました
今回のアップデートにより、モバイル版でもアクションボタンが表示されるようになり、PC版と同様にアクション機能が使えるようになりました。
弊社の社内業務でもアクション機能を多く活用しているので、とても嬉しいアップデートです。
なお、PC版ではアクションボタンはレコードの上部に表示されますが、モバイル版では下部に表示されます。
シンプルでとても分かりやすいデザインです。
モバイルアクション機能の活用例
営業担当者が、訪問した顧客ごとに今日の活動内容を「活動履歴」アプリに登録している場合、アクション機能を使って「顧客マスタ」アプリから顧客名をコピーした状態でレコードを新規作成することができます。
1. 「顧客マスタ」アプリの今日の訪問先一覧から、活動内容を登録したい顧客のレコードを選択します。
2. 顧客ページ下部にあるアクションボタン「活動履歴を登録する」をクリックします。
3. 「活動履歴」アプリの新規作成画面が立ち上がりました。
アクション機能により、「顧客マスタ」アプリに登録されている顧客名が自動的にコピーされているので、登録の手間が省けます。
1日に複数の活動内容を登録する場合、なるべく少ない操作で登録ができればそれだけ営業担当者の負担が減ります。モバイルアクション機能を活用することで、外出先での業務能率アップにつながるのではないでしょうか。
また、今回のアップデートではアプリアクション機能の対応のみで、スレッドアクション機能に関してはまだ未対応です。スレッドアクション機能も使えるようになれば、スレッドでのやりとりの中でタスクが発生した際、アクションボタンから「タスク管理」アプリに内容をコピーする、といった使い方がモバイルでもできるので、今後のアップデートに期待しています!
フィールド設定画面でフィールドタイプを表示
フィールドの設定画面の上部に、フィールドタイプが表示されるようになりました。
kintoneでは、フィールドタイプによって検索時の絞り込みできる条件が異なります。
例えば、「文字列(1行)」フィールドでも「日付」フィールドでも、日付を登録することは可能ですが、「≦(以前)」「≧(以降)」「今日から○日後」など、日付フィールドでしかできない検索条件があります。
実際に運用する際にフィールドタイプはとても重要になりますので、どのフィールドタイプを設定しているのか確認しながらフォームを作成することは大切だと言えます。
また、弊社では「フィールド情報取得プラグイン」を現在無償にて公開しています。
フィールド情報を一覧で確認することができたり、レコード詳細画面でカーソルを合わせるとフィールド情報が表示されるプラグインです。
ご興味がありましたら是非お試しください。
▼過去のブログ
「フィールド情報取得プラグイン」に新機能が追加されました
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フィールド情報取得プラグインページ