株式会社ジョイゾー（本社：東京都江東区、代表取締役社長：四宮 靖隆 以下、ジョイゾー）は、サイボウズ株式会社が提供する「kintone（キントーン）」とワークスモバイルジャパン株式会社が提供する「LINE WORKS」を連携するチャットボットをノーコードで開発できるチャットボット作成サービス「Joboco（ジョボコ）」において大幅な機能アップデートを実施したことをお知らせいたします。
このアップデートによって検索機能やユーザー連携機能が強化され、より業務で利用しやすいチャットボット作成が可能になりました。またJobocoを使用したアルコールチェック管理サービス「ちぇっかる」の利便性がJobocoの機能強化によって向上します。
電子帳簿保存法、インボイス制度、アルコールチェック義務化など業務に関連する法的、社会的変化が加速しています。2022年、変化に対して柔軟に対応できることから、ユーザーが自ら対応可能なノーコードに対する注目度が高まってきました。
業務情報をデータベースとしてストックすることができるプラットフォーム「kintone」、チャット型で現場ユーザーにも利用しやすい「LINE WORKS」はそういった社内外の変化に対応するツールとして既に多くの人に利用されています。
その中で、kintoneとLINE WORKSを連携し、より利便性を高めることができるチャットボットは今後より重要な役割を果たしていくとジョイゾーは考えています。
kintoneとLINE WORKSを連携するチャットボット作成サービス「Joboco」は、こうした背景から機能拡張を実施いたしました。
今回のアップデートでは、チャットボットの業務利用を加速させる観点から、「登録」と「検索」にフォーカスした機能強化を実施しました。その中から2点、特徴的な機能を紹介いたします。
■Jobocoの特徴的な機能強化
○LINE WORKSのユーザー情報連携
LINE WOKRSに登録されている情報をkintoneのレコード登録時に固定の値として指定できるようになりました。
登録時に自分の名前やメールアドレスなど、個人の情報を都度入力する手間を削減できます。
対象情報：氏名、メールアドレス、ログインID、連携キー
○ドリルダウン検索機能
が可能になりました。
■利用例
○アルコールチェック管理での利用例
アルコールチェックを行うユーザーは検査した結果をLINE WORKS上で登録することができ、検査結果はkintone上に登録されます。
アルコールチェックは運転前と運転後に実施する必要があります。継続的にアルコールチェックを実施するためには、入力する項目をできるだけ少なくすることで現場のユーザーの負荷を軽減する工夫が必要です。ユーザー情報連携機能は、名前や社員番号などの個人を特定する情報を毎回入力する必要がなくなるため、負荷を軽減することが可能になります。
※アルコールチェック管理をkintoneとLINE WORKSを用いて実現する場合には弊社サービスである「ちぇっかる」Jobocoエディションをご利用いただけます。
○社内FAQでの利用例
ユーザーは社内でのノウハウや制度が記録されたFAQをチャット上で検索し、確認することができます。kintoneに登録されたFAQをkintoneのアカウントを持っていないユーザーにも利用してもらうことが可能です。
業務で発生した疑問は必ずしもキーワードで表せるものばかりではありません。カテゴリを選択しながら、該当する回答を探すことができる絞り込み検索はFAQの利便性を向上させます。またカテゴリはkintone上のマスタで設定できるため、任意の絞り込み項目を自由に用意することが可能です。
■アップデートによる新機能
- LINE WORKSのユーザー情報連携
- bot上でのフィールドの補足説明
- 全角→半角数字変換
- ドリルダウン検索機能
- 検索結果の文字列長調整
- Webクライアント（ベータ版）
本「Webクライアント」はベータ版としての提供となります。
ベータ版は機能や動作など、正式リリースに向けた各要素のテストを目的としているため、必ずしもその機能・動作を保証するものではございません。
それぞれの新機能についてはこちらの記事をご覧ください。
今回のアップデートによって、業務での利用を助ける機能追加を実施しました。継続的に利用することで業務改善に役立てられるような現場ファーストな機能を今後も強化して参ります。
■ Jobocoについて
Jobocoは、お客様のkintoneとLINE WORKSとが連携したチャットボットをブラウザから簡単に開発できるサービスです。自社の業務に精通したチャットボットは、ビジネスアシスタントのように活躍してくれます。kintoneとLINE WORKSをご利用の方はすぐに専用のチャットボットを作成し、運用を開始することができます。
