◯kintoneでアプリを構築した結果、どのような業務改善が図れましたか？

事業所外からのデータアクセスの実現が業務改善に最も効きました。
支援記録やサービス利用計画、利用者様から都度頂くご要望の最新情報が常にkintone上で共有されるため、職員は訪問先でタブレットを開き、支援経過を確認しながら正確な支援が可能になりました。訪問先や移動中に事務作業を済ませられるので、結果的に利用者様に直結する支援業務に割く時間が増え、サービス品質の向上に繋っています。また、kintone導入によって在宅ワーク体制も整備され、コロナ禍でも業務が滞りなく回りました。
kintoneのおかげで情報管理の効率も格段に上がりました。
例えば、ある利用者様が利用されているサービスの一覧だけでなく、ある医療機関とやりとりがあった利用者様の一覧というように、特定の軸に沿ってデータを揃え、まとめて表示することが可能になりました。様々な切り口でのデータ抽出・表示によって、単なるデータの塊が業務生産性に寄与するデータベースとして活用できるようになっています。

◯ジョイゾーを選択したポイント

kintoneの直感的なカスタマイズを体験してみたところ、自分たちの業務に上手く合うシステムを作れる感覚を抱けました。
ただ、データの検索と表示の設定に関してはITに疎い自分たちだけでは難しく、新システムの導入に対する心理的なハードルとも相まって、正直不安はありました。
だからこそ、始めの一歩を自分たちと共に踏み出して頂けるプロの方に開発をお願いしたかったです。
そこで知人の紹介を通じてジョイゾーさんと、ジョイゾーさんのNPO向け特別価格プランの存在を知りました。
私たちのような団体にとって取り組みやすいリーズナブルな価格設定だったため、開発をお願いしました。
ジョイゾーさんにお願いして一番良かったのは、私たちのイメージ通りのものがkintone上で組み上がったことです。
特に、弊法人のサービス提供の流れをきちんと汲み取った上で形にして頂けたのが有り難かったですね。
こちらの要望と、出来上がったシステムの食い違いはあまりなかったです。
新しいシステムの使い始めは違和感を伴うこともあるかと思いますが、職員たちからはそうした声は出てなく、業務の実態にフィットしています。だからこそkintoneは現場にスムーズに入り込めたのだと思います。
ジョイゾーさんとの数回の打ち合わせの中で、システムが目の前でどんどん組み立てられていく様子には本当にびっくりで、まるで魔法のようでした

◯打ち合わせにおいて、Zoomの対応にどのような印象を持たれましたか？

遠隔打ち合わせのみでしたが、特に問題はなかったです。

◯今後の展望について教えて下さい

今回の開発で達成したいことはほぼ達成されました。既に現場での運用がスタートしています。「ここにもう一つ入力項目を増やしたい」「こうなればもっと使い勝手よくなる」と感じる部分が日々見えてきますので、ジョイゾーさんに作って頂いたkintoneをベースに、職員たち自身が積極的に手を動かして改修に取り組んでいます。
将来的に新しい事業を始める時に、今使っているkintoneに新たな業務を組み込めたら思っています。
その際にまたジョイゾーさんにご相談頂けたら幸いです。