エフコープ生活協同組合 様
小売、サービス、保険など
ENJOY YOUR WORLD.
J Camp受講後も定期的にミーティングを行い、各部門のDXの取り組み状況や課題を共有、全社横断プロジェクトとしてDXに取り組んでいける手応えが得られました
私たちエフコープ生活協同組合は、福岡県内で食品・日用品の宅配事業をはじめ、食料品店の運営、共済・保険商品の販売、介護・福祉や子育て支援、葬祭など、数々のサービスを提供しています。
当組合は2022年にDX推進PJを立ち上げ、様々な課題の推進をしていました。
その一つとして、kintoneの活用がありましたが、一部の部署では成果が上がっていましたが、広く活用を深める必要があると考えていたところで、J Campの情報を聞き、スタッフの教育に活用したいと考えたのがきっかけで受講を決めました。
DX推進プロジェクトの参加メンバーの中から、部門や事業を横断する形で広くメンバーを募りました。
最終的には管理部門、福祉部門、無店舗部門から計8名が参加し、部長・課長クラスの管理職も含まれています。今回参加できなかった部門のメンバーにも、ぜひ別の機会にJ Campを受講してもらえたらと考えています。
J Camp受講をきっかけに具体的な活動が現場レベルで動き出しました。
DXという途方もなく大きく感じられたテーマを前に、一歩目をなかなか踏み出せなかった私たちに対し、ジョイゾーさんからは「DXの目的は業務改善。ITツールを導入する話の前に、まずは改善したい業務の中身に焦点を当てましょう」というDXに取り組むにあたっての基本姿勢を整えていただいたように思います。
日常の業務で扱っているデータやその整理方法を見直し、不便なポイントはどこで、なぜ使いづらさが生じるのか、どのような状態が理想的なのか、この業務や書類はそもそも必要なのかといった、普段は特に意識しないような盲点について問いを向け、「改善を掘り起こす視点」を得ることができました。
どの組織も多かれ少なかれ当てはまるかと思いますが、前例踏襲が原則です。
前の担当者から引き継いだから、昔からこのお作法でやってきたから、マニュアルで決まっているから、といった理由で業務のやり方が決まっています。
しかしよくよく精査してみると、何に使われているのか不明なExcelファイルを作り続けていたり、同じ内容の情報をフォーマットが違うだけのさまざまな書類に入力していったりと、手間がかかる割に実はあまりに意味のない仕事も多く、こうした状況を変えるには、J Campのように外部からの視点の持ち込みが重要だと感じました。
また、J Campを通じて、全社一丸でのDXを推進していく形ができました。
弊組合は約3,000人規模のスタッフを抱え、部門と仕事内容は多岐にわたります。それゆえ、異なる部門間はもちろん、同じ部門内であっても課が違えば、同僚の仕事の内容すら知らないことも多いです。
しかし、J Campという場において、異なる部門のスタッフが集まり、DXという共通テーマを軸に横の繋がりが生まれました。
これはDXの加速に向けた足場になっていくと思います
・4日間の間、頭はずっとフル回転だった。こんなに集中できた講座は過去にあまりない
・kintoneで作成した初めてのアプリを講師の方から褒められ、達成感を味わえた
・DXを自分事として捉えることができた
・kintoneを使うユーザーと、ユーザーの要望をヒアリングする設計者、kintoneを開発する開発者などに分かれて行うロールプレイングでは、DXに関係する全てのプレーヤーの立場を体験し、知識を実践する力が鍛えられた
・今後、社内でDXに関する相談を受けた際に、ロールプレイングで学んだヒアリングや解決策の切り口が活かせると思う
・DXの利便性を享受するだけではなく、DXによって業務課題を主体的に解決に導いていくマインドをセットしてもらった
・仕事で普段関わらない異なる部門のスタッフで密な時間を過ごせたことで、ともにDXに取り組んでいく仲間意識が芽生え、「みんなで頑張ろう!」という雰囲気が生まれた
・レベルの高い講座なので、参加者は事前にしっかり準備を行った上で臨まないと成果が半減するとも思った
知恵を共有し合う相互連携の場が社内で生まれました。
J Campの参加者は受講後も定期的にミーティングを行い、各部門のDXの取り組み状況や課題を共有しています。ある部門での取り組みが別の部門のお手本になるといった連携も期待できると思います。
部門ごとの個別プレーではなく、全社横断プロジェクトとしてDXに取り組んでいける手応えが得られました。同時にkintoneの導入も本格化し、業務のkintoneへの置き換えが始まっています。将来的には申請業務や印鑑リレーなどの定型業務をなるべく自動化し、より重要な業務にリソースを集中させられる仕事環境を作っていきたいと思っています。
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