弊社では、kintoneの機能を拡張させることができる様々なプラグインを提供しております。
今回は、「ドロップダウン絞り込みプラグイン」についてご紹介します!
「ドロップダウン絞り込みプラグイン」とは?
「ドロップダウン絞り込みプラグイン」とは、kintone(キントーン)アプリで複数のドロップダウンの選択肢を分類分けして絞り込みながら値の選択をすることができるプラグインのことです。
【利用例】
*在庫管理アプリで商品分類の大・中項目で絞り込んで選択したい
*顧客管理で担当エリアを都道府県から市区町村を絞り込んで選択したい など
活用例
kintone(キントーン)の標準機能では大分類、中分類とドロップダウンを作成してもドロップダウン間の関連性をもたせることができないため、「大分類を選択した際にそれに関連した中分類を表示させる」といった操作を実現することができません。
そこで本プラグインを利用することにより、分類で絞り込まれた選択肢だけをドロップダウンに表示することができます!
今回は、在庫管理アプリで商品分類を絞り込む事ができるようにしたいと思います。
1.マスタアプリを作成する
このプラグインを使用するにはマスタアプリが必要です。
準備済みの場合には設定手順2から読み進めてください。
絞り込みのための分類を登録したマスタアプリ(今回は商品分類マスタアプリ)を準備します。
プラグインを使用するために、「文字列(1行)」フィールドを用いて以下のフィールドを設定します。
作成した[分類マスタ]アプリに、ドロップダウンとして利用するすべての絞り込みパターンをレコード登録します。
詳細は「ドロップダウン絞り込みプラグイン|設定手順」をご覧ください。
2.備品在庫管理アプリを設定する
次にドロップダウン絞り込みプラグインを設定するアプリ(今回は備品在庫管理アプリ)を設定します。
以下のフォームを作成します。
フォームを作成後、アプリの設定画面からプラグインを追加します。
プラグインが追加できたら、マスタアプリID・値保存用フィールド・スペースフィールド・マスタアプリフィールド・ライセンスキーを設定します。
3.実際に使用してみる
以上の設定ができたら、実際に使用してみようと思います!
備品在庫管理アプリからレコードを追加します。
大分類・中分類・小分類をそれぞれクリックします。
レコードが追加できました。
大分類で選択した値に合わせて中分類項目が絞り込まれドロップダウン内に表示させることができました。(小分類も同じく)
おわりに
いかがでしょうか?
プラグインを活用して、kintoneでの効率化を図りましょう!
こちらのプラグインの他にも、様々なプラグインの30日間の無料お試しプランもご用意しております。
少しでも興味がありましたら、ぜひお試しください!
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