テレワークが進む昨今ですが、「ハンコを押すために出社している」という話をよく耳にします。どうしても捺印が必要なものもあるとは思いますが、「これを機にペーパーレスにできるものはしていきたい!」とお思いの方、kintoneでやってみませんか?
例えばこんな場面で使ってみるのはいかがでしょうか。
見積を作って上長に承認をもらいたい
お客様に提示する御見積。そもそも間違いが有ってはいけないものなので、ノーチェックで外に出してしまうのは避けたいですよね。また、キャンペーン適用や個別対応などの値引き対応が有るとなれば、上長の承認を得て慎重に進める必要があります。
そんなときに限って上司が捕まらない!お客様には急かされている!どうしよう!!と困ってしまった経験はありませんか?
そんなつらい思いをしないためにも、紙の申請をやめてkintoneの「プロセス管理」を使ってワークフローを回しましょう!
見積アプリを作って申請する
まずは肝心の見積アプリを作成しましょう。
マスタからルックアップで商品を選び、明細テーブルに行を追加していきます。さて、これをどう承認に回すのか。ここで「プロセス管理」の出番です!
プロセス管理は、レコードが「どういう状況」で「誰が対応すべきか」を管理できる機能です。つまり「承認申請中」で「上長が承認すべき」という状態を作ることが出来るのです!
プロセス管理は、kintoneヘルプでも詳しく解説されているのでぜひお役立てください。
プロセス管理を設定する
アプリ管理画面の設定タブから操作することが出来ます。
ステップは3つです。プロセス管理を有効にする。必要なステータスを用意する。どのようなプロセスで進めていくのかを設定する。
(プロセス管理の作業者の設定についてはこちらのブログで詳しくご案内しています。)
設定を始める前に、プロセスを整理しておくと作業がしやすいのでお勧めです。
プロセス管理を使うとどうなるの?
保存したレコードの左上にボタンが追加されました!このボタンをクリックしてプロセスを進めることができます。
また、自分が対応しなければいけないものがある場合、ポータルではTOPに表示されます!ログインすれば必ず目にする画面なので、アピール効果絶大です!
スマホアプリでは未処理一覧で表示されます。そのままクリック操作でプロセスを進めることができます。
手元にパソコンが無くても大丈夫なので、スキマ時間にササっとスマホから確認して承認、なんてこともできてしまいます!
さらに、上長がなかなか承認してくれない場合には、リマインダーで通知をする設定をしたり、コメントで呼びかけることもできます。
紙の書類を回すより、ずっとスピーディーな営業活動が実現できるのではないでしょうか?kintoneのプロセス管理を使った社内申請、ぜひお試しください!
過去の記事で、申請したレコードを編集できないようにする方法や、承認済みのレコードだけ見積書がつくれるようにする方法などもご紹介しています。組み合わせて使っていただくと、より信頼度の高いシステムにすることが出来ます。参考にしてみてください。
弊社で提供している「システム39」では、御社の運用に合わせたワークフローシステムをkintoneで実現するご提案も可能です。kintoneの導入やアプリ開発でお困りの方は、お気軽にご相談ください。