kintoneプラグイン「KOYOMI」を使ってみた

先日、株式会社アーセスから、スケジュール管理プラグイン「KOYOMI」のベータ版が公開されました。
さっそく試してみましたので、ここは使い勝手が良さそう!と思うところを中心にご紹介したいと思います。

表示パターンが豊富

kintoneのカレンダーアプリだと月表示のみですが、KOYOMIでは週や日単位でも表示することができます。

表示パターンは以下の5通りです。
・グループ日
・グループ週
・個人日
・個人週
・個人月

【グループ日】
グループ日表示にすると時間単位で予定が見れるので、その日の全体の予定を見ながら予定調整が可能です。
案件チームや部署ごとにスケジュール管理をしている場合などに便利そうです。

【グループ週】
グループ週表示にすると、1週間のメンバーの予定がパッと見で把握できて便利です。
また、週表示する際のスタート日は、左上のボタンから簡単に変更ができるのも便利です。

カレンダー上でポップアップ表示

kintoneのカレンダー表記ですと、カレンダー上から各予定を登録・表示する場合、詳細画面に切り替わってしまうので、画面遷移の回数が多い分作業効率が悪くなってしまう場合もありました。
しかし、KOYOMIではカレンダー上でポップアップ表示されるので、予定の登録も確認もとてもスムーズに行うことが可能です。
Googleカレンダーと似たような動きです。

ドラッグ&ドロップで予定調整が可能

ドラッグ&ドロップで日にちや時間の変更が簡単にできます。
また、会議の予定を変更すると、自動的に会議に参加する人の予定も変更されて便利です。

独自の施設や休日の設定

会社独自の施設名や休日の設定が可能です。
土日ではない変則的な休業日等の場合でもあらかじめ設定しておけば、わざわざカレンダー上で登録する手間が省けます。

Garoonとの比較

実際に試してみて、Garoonのスケジュール機能に似た使い勝手なのかなという印象を持ちました。
そこで、価格や機能などどう違っているのか、簡単にGaroonとKOYOMIの比較をしてみたいと思います。(2018年12月13日時点)

サービス名 Garoon KOYOMI
価格(月額) (~300ユーザー)845円/1ユーザー 10,000円/1サブドメイン
価格(年額) 9,935円/1ユーザー 98,000円/1サブドメイン
独自の機能 メモ
電話メモ
Todoリスト
在席確認
タイムカード
ドラッグ&ドロップで予定調整
独自の施設・休暇の設定
表示パターン グループ日
グループ週
個人日
個人月
個人年
グループ日
グループ週
個人日
個人月
スマートフォン 対応(モバイル表示・専用アプリケーション) 未対応

価格に関しましては、Garoonが1ユーザーごとの価格であるのに対し、KOYOMIは1サブドメインで1契約となります。
Garoonが1ユーザー845円なので、ユーザー数が12人以上であればKOYOMIの方がお得になるようです。
Garoonは大企業向けのグループウェアとして人気ですが、ユーザー数に制限がないKOYOMIの方が費用を抑えられる場合もありそうです。
※Garoonはユーザー数によって金額が変わりますので、詳しくはGaroon価格ページをご覧ください

また、Garoonの基本機能でポータル、スペース、ワークフロー、メッセージ、ファイル管理、掲示板などがありますが、これらの機能はkintoneの機能でも実装は可能なので、実質的にKOYOMIを組み合わせることでガルーンのようなグループウェアとしての使い方もできるかと思います。

現在公開中のベータ版は2019年2月28日まで無料でお試しできるそうなので、是非この機会に試してみてください!
スケジュール管理プラグインKOYOMIベータ版

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintoneの導入やアプリ開発でお困りな方は、お気軽にご相談ください。

関連記事

同じカテゴリーの記事