プリントクリエイターを利用した帳票PDFの保存方法

サイボウズスタートアップス社のプリントクリエイターに新しい機能が追加されました!
「添付ファイルフィールドへの帳票自動保存」機能です。

ジョイゾーでも見積書の発行にプリントクリエイターをフル活用しています。kintone(キントーン)の案件管理アプリからボタン一つで帳票印刷出来るのがうれしいです。

ただ、見積書をデータで案件管理アプリに登録する場合は帳票出力後に手動でPDFデータを作成してローカルに保存し、またまた案件管理に添付しなおすというひと手間が必要でした。

このひと手間が今回のアップデートで不要になりました。帳票PDFの保存が直接kintoneに出来るのは魅力的です。

今回は見積書アプリに追加設定をして帳票PDFの自動保存を試してみたいと思います。

JavaScriptを追加して設定すると記載があったため、私にはハードルが高い設定かもと心配しましたが、心配無用でした。設定はとても簡単。こちらにあるURLをコピーして機能を追加したいkintoneアプリのアプリの設定で追加するだけです。

※設定方法について注意点があります。詳しくはサイボウズスタートアップス社のblogを参考にして下さい(https://pc.kintoneapp.com/user/auto_save.html

設定後のアプリには保存先フィールドを追加するドロップダウンメニューが追加されました。

保存先フィールドを選択すると新たに「出力ファイル名を選択」が表示されるのでリストからファイル名を選択します。この時リストに表示されるのは文字列(1行)で作成したフィールドのようです。日付フィールドや数値フィールドなどは選択肢に入りませんでした。

もし見積番号など数値フィールドで作成した項目を出力ファイル名に利用したい場合は文字列(1行)フィールドの自動計算を使うと出力ファイル名に利用可能です。過去のblogでも自動計算についてご紹介しています。

これで見積発行の業務もスムーズな流れで完了。あとはkintoneから見積ファイルをメールで簡単に送れるような機能が実装されるとうれしいですね。

弊社では初回開発無料の定額39万円でkintoneアプリを開発する定額型開発サービス「システム39」を提供しております。kintoneの導入やアプリ開発でお困りな方は、お気軽にご相談ください。

またシステム39ではプリントクリエイターの設定支援も行っています。今回ご紹介した自動PDF保存などkintoneからの帳票出力についてもシステム39でぜひご相談ください。

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