kintone上でレコードを編集していて、ぽちっと保存ボタンを押した後に、「間違えて添付ファイルを削除してしまった!!」ということに気づいたら結構青ざめてしまいます。
kintoneはクラウドサービスなのでバックアップデータを戻すということも難しいため、諦めるしかないか・・・・と思う前にレコード詳細画面の右側にある「変更履歴」ボタンで確認してみてください。
そうすると「次のファイルが削除されました」の下の部分に「この前のバージョンに戻す」というリンクがありますのでこれをクリックしてください。
なんと、これで削除してしまったファイルをすぐに復旧させることができてしまいます。
変更箇所もすぐに確認できます
「変更履歴」機能はかなり強力な機能で、レコードに対するすべての操作の履歴を保持してくれ、好きな時点のレコードにすぐ戻すことができます。
「変更箇所を表示する」をクリックすると実際に変更された箇所がハイライト表示されますので、フィールド数が多いレコードはどこがどういう値に変わったのかがすぐに分かります。
変更履歴を無効にすると過去の履歴は全削除
この「変更履歴」機能は標準で有効になっていて、アプリ管理から無効にすることもできます。
アプリ管理の「詳細設定」にある「高度な設定」から「レコードの変更履歴を記録する」のチェックを外せば無効になります。
変更履歴を一度無効にしてしまうと過去の変更履歴はすべてクリアされ、再度有効にしても過去の履歴は復旧されませんので注意してください。
変更履歴を無効にするにはディスク容量が圧迫されてきた時などに行いますが、変更履歴自体はエビデンスを取るツールとしてもとても有効な機能なのでkintoneのディスク容量自体を増やしたほうがよいかと思います。
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