プロセス管理設定にフロー図表示機能を追加 【2024年6月アップデート情報】

こんにちは!ジョイゾーの川岸です。

kintone(キントーン)の6月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2024年6月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。

プロセス管理設定にフロー図表示機能を追加
2要素認証の利用を全ユーザーに強制できるように
スペース設定をREST API で更新できるように
スペース設定の「アプリ作成権限をスペース管理者に限定する」設定を、REST API で取得・更新できるように
その他のアップデート:「ツアー機能」の提供を終了

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プロセス管理設定にフロー図表示機能を追加

プロセス管理の設定画面で、「ステータス」と「アクション」の設定内容が視覚的に図示されるようになりました。

【アップデート前】
プロセスの設定が増えると、設定画面が下に長くなり、ワークフロー全体の流れが分かりづらくなることがありました。
また、条件によってアクションを分岐させるなど、複雑なプロセス管理を設定している場合、設定者以外のユーザーが設定を見直した際に設定内容が理解しづらくなる可能性がありました。

【アップデート後】
アップデートにより、「ステータス」と「アクション」の設定内容に応じたフロー図が表示されるようになりました。また、フロー図表示の拡大・縮小も可能で、該当の「ステータス」「アクション」をクリックすると、どのプロセスを設定しているのかが表示され、設定がわかりやすくなりました。

2要素認証の利用を全ユーザーに強制できるように

2要素認証の利用を全ユーザーに強制する機能が追加されました。

【アップデート前】
これまで、2要素認証は各ユーザーの任意の設定に任せられており、2要素認証を使わないログインを禁止することはできませんでした。そのため、全ユーザーに2要素認証を利用してもらうには、管理者が各ユーザーの設定を確認し設定を促す必要がありました。

【アップデート後】
2要素認証の利用を全ユーザーに強制する機能が追加され、認証の強化を行いやすくなりました。
※設定を必須にして保存すると、2要素認証が未設定のユーザーは即時ログアウトされますので、設定の際にはご注意ください。

スペース設定をREST API で更新できるように

後日ご紹介予定です。

スペース設定の「アプリ作成権限をスペース管理者に限定する」設定を、REST API で取得・更新できるように

後日ご紹介予定です。

その他のアップデート:「ツアー機能」の提供を終了

ポータル画面やアプリ画面で提供されていた「ツアー機能」が、2024年6月版の定期メンテナンスにて提供終了となります。

【アップデート前】
ポータル画面やアプリ画面などで「ツアーを開始」をクリックすると、その画面に応じたツアーが始まり、初めて「kintone」を使うユーザーの方向けに、各機能の説明が見られるようになっていました。

【アップデート後】
2014年1月から提供されていた「ツアー機能」が提供終了となります。
※2024年11月版の定期メンテナンスまでは、アップデートオプションによりこの変更を無効化することが可能です。この機能を引き続き利用する場合は、kintoneシステム管理画面のアップデートオプションにて設定が必要です。

おわりに

今回のアップデートでは、プロセス管理の設定画面で、「ステータス」と「アクション」の設定内容が視覚的に図示されるようになりました。複雑なプロセス管理を設定する時や複数人で設定する時など、フロー図が表示されていると視覚的にわかりやすいので嬉しいアップデートですね。

また今回のアップデートで「kintoneのツアー機能」が終了するとのことですが、先日提供を開始しました「Runbook連携」プラグインをご利用いただくと、kintoneのアプリ上に操作マニュアルを表示させたり、入力順番をサポートするような操作補助ガイドを表示することができます。
無償プラグインとしてご提供しておりますので、詳しくは以下弊社サイトをご覧ください。

ジョイゾー、kintone上で操作マニュアルや入力支援のガイドを表示する「Runbook」との連携プラグインの提供を開始

▼「Runbook連携プラグイン」
https://www.joyzo.co.jp/service/plugin_free/runbook/

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