Androidのホーム画面にkintone内のアプリを直接開けるショートカットを追加可能に【2024年5月アップデート情報】

こんにちは!ジョイゾーの川岸です。

kintone(キントーン)の5月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2024年5月版 主なアップデート

今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。

Androidのホーム画面にkintone内のアプリを直接開けるショートカットを追加可能に
アプリ設定画面上でアプリコードを変更できるように
カテゴリーの削除操作時に、カテゴリーを削除できるかをチェックする処理を追加
プラグインごとに利用を許可するアプリを設定できるように
REST APIが追加
その他のアップデート

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Androidのホーム画面にkintone内のアプリを直接開けるショートカットを追加可能に

今回のアップデートにより、Androidのホーム画面上にkintone内のアプリを直接開けるショートカットを追加できるようになりました。
※この新機能の利用には、モバイルアプリのアップデートが必要です。この新機能を含むアップデートは、4月中旬に配信済みです。

【アップデート後】
モバイルアプリでホーム画面に追加したいアプリの「ホーム画面にショートカットを追加」を行うことで、Androidのホーム画面にkintone内のアプリを直接開けるショートカットが追加できるようになりました。
そのため出先などでモバイルアプリから普段からよく利用しているアプリのショートカットをホーム画面に配置することで、より少ない操作で目的のアプリを直接開きすぐに作業を開始できます。

アプリ設定画面上でアプリコードを変更できるように

アプリの「高度な設定」から設定したアプリコードをアプリ設定画面上で変更できるようになりました。

【アップデート前】
これまでは、一度設定したアプリコードを変更したい場合、画面上で変更することはできませんでした。そのため、アプリコードを変更する場合はアプリ自体を削除する必要がありました。

【アップデート後】
一度設定したアプリコードを、アプリの設定画面>その他の設定 高度な設定>アプリコードから変更できるようになりました。ただしアプリコードを変更すると、変更前のアプリコードによる、アプリのレコードへのリンクは解除されますので、変更する際には十分ご注意ください。(※1)
(ほかのアプリでそのアプリコードが再利用された場合、そのアプリのレコードへのリンクになります。)
(※1)
アプリコードを変更する際の注意点については、下記kintoneヘルプをご参照ください。
アプリコードを変更するときの注意点

[補足]
アプリコードは、アプリを識別するためのコードです。他のアプリのメモ欄やスペースのコメント欄・ピープルなどにアプリコードを記述すると、直接リンクとして貼りつけることが可能です。詳しくはkintoneヘルプをご覧ください。
アプリコードを設定する

カテゴリーの削除操作時に、カテゴリーを削除できるかをチェックする処理を追加

アプリ設定内でカテゴリーの削除を行おうとしたときに、そのカテゴリーを削除できるかどうかチェックする処理が追加されました。

【アップデート前】
これまでは、カテゴリーを削除したタイミングではなく「アプリを更新」をクリックするタイミングでのみチェック処理が行われており、エラーが表示されてもどのカテゴリーがエラーになっているか分かりませんでした。

【アップデート後】
カテゴリーの削除ボタンをクリックしたタイミングでエラーが表示され、カテゴリーが削除できない原因がわかり、素早く対処できるようになりました。

プラグインごとに利用を許可するアプリを設定できるように

【アップデート前】
これまでは、プラグインをインストールすると、どのアプリでもプラグインを追加・利用できてしまい、ユーザー数課金型のプラグインではプラグイン利用に伴う管理コストがかかってしまっていました。

【アップデート後】
システム管理者が許可したアプリでのみプラグインを利用できるようにする設定が追加されました。これにより、kintone利用者全体ではなく、特定の部署やグループ等でのみ利用してほしい場合に、その部署やグループのスペースを利用許可の対象に指定することで、そのスペース内のアプリでのみプラグインの利用を許可することができます。また、後から追加されたアプリも含め、そのスペース内のアプリがプラグインの利用許可の対象になります。

既にプラグインを設定済みのアプリを利用許可の対象外とした場合、そのアプリではプラグインの動作が停止してしまうので、ご注意ください。(「このプラグインがすでに追加されているアプリをまとめて指定」ボタンを押下すると、まとめて利用許可設定することが可能です。)

REST APIが追加

開発を検討している新機能のkintone APIを公開しているAPIラボで公開されていた様々なREST APIが正式に追加されました。

  • OAuthクライアントで使用できるAPIに、グラフ設定などのアプリ設定の取得・更新REST APIを追加
  • アプリに追加されているプラグインの一覧を取得するREST APIを追加
  • アプリ管理者用メモを取得・更新するREST APIを追加
  • スレッドを作成できるREST APIを追加

詳細は下記developer network、ブログをご確認ください。
2024年5月12日 kintone API アップデート情報(developer network)
https://www.joyzo.co.jp/blog/22203

その他のアップデート

そのほかにも、以下2つのアップデートが行われました。

  • アプリ設定の設定タブ内の画面で文字色のコントラストを改善
  • グローバルナビゲーションエリアのドロップダウン・メニュー表示UIのキーボード操作の改善

詳しくはアップデート情報をご確認ください。

おわりに

今回のアップデートでは、プラグインごとに利用を許可するアプリを設定できるようになりました。
kintoneシステム管理者が知らないところでプラグインを追加・利用されており、トラブルが発生してしまったということが防げそうです。また弊社のプラグインはユーザー数に関係なくご利用いただけますが、ユーザー数課金のプラグインをご利用されている方は、プラグインの利用者数を制限できるので嬉しいアップデートですね。

6月頭には、プラグインや連携サービスについて6社のサイボウズパートナー企業による設定方法や使い方を習得でるハンズオンを開催予定です。ぜひご活用ください!

▼6月4日(火)13:00〜17:00 サイボウズ日本橋本社にて開催
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