こんにちは!ジョイゾーの川岸です。
kintone(キントーン)7月のアップデートで、より便利に使える機能が増えましたのでご紹介したいと思います。アップデート情報の詳細は以下のkintoneサイトをご覧ください。
2023年7月版 主なアップデート
今回アップデートされた内容のうち、以下についてご紹介します。
・フィールドのアクセス権設定でのフィールド選択時、キーワードで候補を絞り込めるように
・プロセス管理のステータスの削除ボタンクリック時に、そのステータスが削除可能かのチェックを追加
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フィールドのアクセス権設定でのフィールド選択時、キーワードで候補を絞り込めるように
今回のアップデートにより、アクセス権を設定するフィールドを選択する際、フィールド名検索で絞り込めるようになりました。
【アップデート前】
これまでフィールド数が多くある場合は、スクロールして目的のフィールドを探す必要があり時間がかかりました。
【アップデート後】
アクセス権を設定したいフィールド名を入力すると、該当するフィールドが選択肢として表示され、候補を絞り込めるようになりました。そのため、アクセス権を設定したいフィールドを素早く見つけることが可能になります。
プロセス管理のステータスの削除ボタンクリック時に、そのステータスが削除可能かのチェックを追加
今回のアップデートにより、プロセス管理の設定画面でステータスの「削除」ボタンをクリックした時点で、ステータスが削除可能かどうかチェックされる機能が追加されました。
【アップデート前】
今までは、ステータスを削除してもエラーは表示されず、「アプリを更新」ボタンををクリックしたときにしかエラーが表示されない(チェックがされない)状態でした。そのため、すでに削除してしまったプロセス管理を戻すために、アプリの「変更を中止」して全ての変更を破棄しなければならない場合もありました。
【アップデート後】
ステータスの削除ボタンクリック時にも、ステータスが削除可能かチェックされます。削除できない場合は、「削除しようとしているステータスのレコードが存在し、ステータスを削除できない」というエラーが表示され、今までよりも早いタイミングで気づき、設定変更に対応することができます。
おわりに
今回のアップデートでは、プロセス管理のステータスの削除ボタンクリック時に、そのステータスが削除可能かのチェック機能が追加されました。
プロセス管理以外の設定(アクセス権や通知)なども一緒に変更した際に、プロセス管理のステータスの削除操作を取り消すためだけに「変更を中止」をクリックしてアプリ設定全体の変更ごと破棄するという操作が必要で、モヤモヤした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のアップデートにより、アプリ設定全体の変更ごと破棄せずに済むので、プロセス管理の設定削除操作でのモヤモヤが解消されそうですね。
kintone内のプロセス管理設定の変更・削除の注意点については別記事にありますので、ご覧ください。
そのほか、フロントエンド基盤の刷新などのアップデートも行われていますので、詳しくはkintoneアップデート情報をご覧ください。
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