kintoneのアプリ間データ連携やデータ加工に便利なkrewDataですが、作成した処理フローを実行するパターンとして以下の3パターンがあります。
・指定した時間に実行するスケジューリング実行
・プラグイン管理画面から実行する手動実行
・レコードの追加・変更・削除時などに実行するリアルタイム実行
そして、実行された場合はかならずログアプリに実行結果が登録されていきます。
リアルタイム実行は実行結果をすぐに把握しづらい
スケジューリング実行は実行されるタイミングが管理者側で把握ができるため、実行後にログアプリを見ることですぐに実行が成功したか失敗したかは確認することができます。
しかし、リアルタイム実行はレコードの登録や変更といったタイミングで実行されるため、いつフローが実行されたのか、実行されたフローが成功したのかというのをすぐに把握がしづらいです。
実際に弊社でもプラグインの契約手続きが完了した際にリアルタイム実行を使って請求書アプリにデータを作成しているのですが、失敗して請求書が作成されず、しばらくそれに気づかなかったということがありました。。
レコードの条件通知を活用
そこで、リアルタイム実行の成功可否を直ぐに判断できるようにするためにkrewDataのログアプリに対してレコードの条件通知設定を使って、失敗した場合にすぐに管理者に通知が飛ぶように設定します。
krewDataのリアルタイム実行が動くと指定のログアプリに以下のようなログが書き込まれます。
実行結果という項目に成功すると「成功」、失敗すると「失敗」と書き込まれるので、実行結果が「失敗」だった場合に管理者に通知をするという設定をすればOKです。
アプリ管理画面の設定タブにある「レコードの条件通知」を選びます。
通知設定画面で「実行結果が失敗と等しい」という条件にし、通知先に実行結果を通知したいユーザーや組織を指定します。
こうすることで実行が失敗したときにだけ管理者に失敗通知を送ることができます。
もちろん、スケジュール実行でも同じように実行結果による通知を設定することで同じように失敗した時に通知を受け取るということができます。