こんにちは、笹川です。今回はちょっと面白い通知の設定の仕方をご紹介します。
お願い上手への道のりは、気づいてもらえて一歩目
ジョイゾーには、お仕事を手伝ってくれる人を募集する「お仕事依頼掲示板」というアプリがあります。(アプリについては、こちらのブログをご覧ください。)
要は「誰か手伝って~」と募集をかけるもので、今でこそ定着をしてきましたが、取り組みを始めた当初は失敗もありました。
なんと、依頼の存在に気づいてもらえないまま期限を迎えてしまったのです。
掲示板を見てもらいさえすれば、タイトルを分かりやすくするなど工夫していたのですが、そもそも見てもらえていなかったと猛反省。
さっそく、対策をしました!
気づいてもらうためには、どうするべきか?
「新しい依頼を登録したら、お仕事を受けてくれる新人さんに知らせたい。」
こんなとき、kintoneであれば「通知」を設定するのが良いですね!
レコードが登録されたタイミングで、通知を出すならこの設定です。
アプリの条件通知で、お知らせしたい人を選んで「レコード追加」にチェックを入れます。
さっそく依頼を登録してみましょう!
・・・。
う~ん、なんか違う。確かに通知は来ているのですが、「だから何なの」という感じ?興味をそそられないなぁ、と思うのは私だけでしょうか。
もう一声ほしい!
気づいて、そして、振り向いてもらうためには?
そこでこんな設定にしてみました。
アプリの条件通知ではなく、レコードの条件通知を使います。なぜなら、レコードの条件通知は、通知内容を設定できるからです。
レコードの条件を「レコード番号 ≠(等しくない) 空欄」つまり、「レコード番号が空ではない」とします。レコードが登録されると必ずレコード番号が付くのを逆手に取ってみました。
通知内容には、お知らせしたい文章を登録します。
もう一度依頼を登録してみましょう!
なんだかワクワクする感じになったんじゃないでしょうか!?どんな内容なのか、中身を見てみたくなりますね。
たかが通知、されど通知。
こだわりは「あなたの応募を待っています」のひとこと。受け取った人が、次にとればよいアクションが明確になります。
通知は気づいてもらうための機能ですが、そこで終わってしまっては勿体ない。何をお知らせしたいのか、何をしてほしいのかを伝えることで、もっとコミュニケーションを円滑にできるのではないでしょうか。
ぜひ、あなたの思いを通知に込めてみてください!
おまけ
通知でよくある「見出しが数字になってしまってよく分からない…」という問題。これは、レコードのタイトルを設定することで解消できます!
通知にこだわるあなたは、是非忘れずに設定してくださいね。