kintoneの1月のアップデートでプロセス管理機能がパワーアップし、BPMやワークフローツールとしてのさらに活用できるようになりました。
作業者の指定がより柔軟に
今までは作業者を選択する際には設定したユーザーからしか選択することができませんでした。
作業者に2名を設定してもプロセス実行時に選択できるユーザーは1名しか選択ができません。
それが今回のアップデートで「ユーザー全員」か「ユーザーのうち1人」が確認をすることでステータスを変更するという機能が追加されました。
・「次のユーザー全員」を設定
作業者全員が処理を実行すれば、次のステータスへ進みます。
例)
佐藤さんが書類を申請→田中さん AND 和田さん が承認
2名が承認処理を実行する事により次のステータスへ進む
※1名の承認では、次のステータスへ進まない
・「次のユーザーのうち1人」
作業者のうち誰か1人が処理を実行すれば、次のステータスに進みます。
例)
佐藤さんが書類を申請→田中さん OR 和田さん が承認
どちらか1名が承認処理を実行する事により次のステータスへ進む
この機能が追加されたことで「○○という作業の最終確認に全プロジェクトリーダーの確認が必要」や「交通費精算で経理のだれか1人が確認すればOK」とったプロセス管理を実現させることができます。
これで後は組織や役職情報と連携して、「自分が所属している課の課長を自動的に次の作業者に設定する」なんて機能がついたら文句なしです。
そこはアップデートされることを祈りたいと思います。(笑)
その他のアップデート内容については2014年1月12日定期メンテナンスにおける変更点に載っていますので御覧ください。